たまにはB級っぽくないのも観てみようってことで借りてきました.
どうせだし, なんか共通点をと思って「数字」が入ったタイトルを.
「10億分の1の男」「0:34(レイジ34フン)」「800発の弾丸」
えーっと, , , , 全部足していくつだ?834と1/1,000,000,000?
ナノか, , ナノカ!? ナノなのかー!?
・・・・ハイ, スミマセン
このテの映画ってジャケと裏の解説読むだけで中身を妄想して決め
ちゃうので, そのギャップがまた楽しかったりします.
「10億分の1の男」
俺が産まれる前にふたつ, この世に存在出来なかった命があるらしい.
産まれた時には泣き声も上げず, 心肺は停止状態.
小児結核と肺炎を患い, 心臓の検診で引っ掛かり, 右腕は二度折った.
居眠り運転で側溝に単車ごと突っ込んだ時には, 頭の横数十センチを
トラックのタイヤが通過していた. .
運が良いのか, 悪いのか, とにかく今, 生きている.
明日一日無事かどうか心配する前に, 60秒後に生きてるかどうかも
分らないのがこの世の中. 一瞬一瞬が命懸けのゲーム, それが人生.
自分は運が悪い・・・・なんて人にはオススメかも. _☆☆☆☆
「0:34(レイジ34フン)」
懐かしい雰囲気のするグチャドロホラー. 画面は最近の和製ホラーに
近いかもしれない. ヨーロッパの陰鬱な部分が色濃く表れている.
導入部で既に予想と違ってきて, ちょっと戸惑ってしまった.
ただし, この画面の暗さは心地よい. 何をしてるのかも判らないよう
なこの暗さ!みんなモニター買ってきたらチャンと調整してる?
終電利用するより, むしろ始発を利用するのが恐くなる映画. _☆☆★
「800発の弾丸」
何?ハデなドンパチ?マカロニウェスタンを期待してはいけない.
ジャケットや解説からの期待と想像は気持ちよく裏切られる.
これはマカロニウェスタンをこよなく愛した者たちの鎮魂歌,
俺のような立場の人にはジンワリと沁みる作品.
連載も切れ, アシスタント生活の長い人には是非. . _☆☆☆☆★
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